モスクワトレーニング⑨



本日午前のクラス、開始時刻を30分過ぎても誰も現れない。

あれ、これはまさかまた? と思ったところで、

来ました、ヴラディミア・ザイコフスキー。


今日のクラスの内容は簡単に言ってしまえば、

グラウンドや立った状態から、アタックしてくる相手に対処するというもの。

いやー、ザイコフスキーにコテンパンにやられました(笑)

「痛くないがパワフルだろ?」

いや、痛くなくはないですけどね(心の声)

ザイコフスキーに向かっていくと何もできません。

「相手と戦わないことだ。

例えば、壁と戦ってみろ。ナンセンスだろ?

そーゆう状態にすることだ。」

と言っていました。


今日のクラス中、ザイコフスキーがずっと言い続けていたのが、

〈パワームーブメント〉でした。

「技術的な動きは美しい。

しかしパワフルではないし、相手に影響を及ぼすことはできない。

〝エンプティ〟な状態のまま何をしてもダメだ。

大事なのは〈パワームーブメント〉をすること、それだけだ。

〈パワー〉は武器だ。常に持っていなくてはいけない。」


〈パワー〉について話をしていたところで、

ザイコフスキーがストライクをしてくれました。

コレがエンプティな状態でのストライク、コレがパワーがある状態でのストライク、

という打ち分けをしてくれた後で、

最後、みぞおち辺りに上方向のストライクを打ってくれ、

「今、パワーがある状態になっただろ?その状態を覚えておくことだ」

と、そのパワーがある状態の感覚をくれました。

たしかにその状態でそのままワークをすると、

自分でも予想外の動きが自然と出たり、

あれ、これで倒れるの?と思うくらい力感なく相手を倒せたりしました。



夜はアルチョームのクラス。

今日はナイフを使ったワークでした。


まずはナイフを腰に差して、歩く、四つん這いで歩く、

プッシュアップ、スクワットをしました。


それから二人組みになり、

1人がナイフを持って、“ナイフを持っているときの状態”を確認、

そのナイフを相手に渡し、“ナイフを持っていないときの状態”を確認、

そして相手からナイフを取り、再度、“ナイフを持っているときの状態を確認”する、

というワークをやりました。


そこから今度は、1人が腰にナイフを差して壁際に立つ、

その相手をもう1人がナイフで刺していく、

刺された方はバーストブリージングから呼吸を整えていき、

腰に差しているナイフを手に持つ、

そして刺されているナイフを外していくというワーク。

刺されている人がナイフを持ったときに、それだけで感覚が変わり、

上手くいくと、あまり身体を動かさなくても、

勝手にナイフが外れていくようになるのが面白かったです。


続いて、1人が壁際に立っている人をナイフで刺していく、

もう1人がそれに対処して相手をテイクダウンするワーク。

ディフェンスしてテイクダウンする方は、

実際にはナイフを持たないが、ナイフを手に持っているイメージでやる。


そのワークを壁際から離れた状態でも行い、

また、ディフェンスする方が、

ナイフを捌いた後、自分の腰に差しているナイフを抜き、

テイクダウンしながら相手を刺す、というワークもやりました。


最後はみんなで床に仰向けになり、アルチョームの指示に従いながら、

呼吸と共に身体の各部部にテンションの抜き入れ。

ゆっくり立ち上がって、アルチョームが参加者の“状態”を確認して終了となりました。


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おお!ようやくザイコフスキー登場ですね!
8月に習った呼吸ワークも面白かったです、機会があれば聞いてみて下さい(´∇`)

〉クラさん

ザイコの方からその話をしてくれました〜(^-^)
ただ、他のインストラクターたちは変わらず、意識的に呼吸するように言ってますねー。
プロフィール

Systemamo

Author:Systemamo
佐藤 守
(1986年生まれ)

2012年11月 システマジャパンにてトレーニング開始
2015年11月 Vladimir Vasiliev氏よりIit(Instructor in training)認定
2018年1月 Vladimir Vasiliev氏よりInstructor 認定

『システまも。』では、ロシア武術・格闘技である「システマ」を練習しています。
お問い合わせは systemamo.training@gmail.com へどうぞ。

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