モスクワトレーニング③



今日の午前はザイコフスキー・・・かと思いきや、違いました。

クラス開始時刻の10時少し前にジムに行ったところ、

そこにいたのは初めて来たというオーストラリア人が1人。

で、10時を過ぎても他に誰も来ない。

もちろんクラスも始まらない。

自分はそんな感じだろうと予測していましたが、オーストラリア人は困惑していました(笑)

それから20分くらい経って、ようやくインストラクターが来ました。

小柄な男性。名前が聞き取れませんでした。


まず初めに、色んなポジションから相手を拳でゆっくりプッシュ。

腕を上げて相手をプッシュして拳を戻す、

その一連の動作の最初から最後まで、ずっと同じスピードで。

途中どこかでいきなり早くなったり遅くなったりしないように。

次に、同じように、ゆっくりと同じスピードで相手をテイクダウン。


それから、パートナーに関節技などでロックされ、

そのパートナーからの力を相手に返すというワークをやりました。

「(例えば腕を極められていたら、腕だけでなく)全身を使う」

「相手の力の起こり、源にアプローチする」と言っていました。

特に2つ目、ザイコフスキー以外でもこーゆうこと言う人いるんですね。


続いて今度は、グラブしてこようとする相手をテイクダウン。

自分が寝ている状態から、また、ナイフで襲われる、後ろから襲われる等、

色んなパターンで練習しました。


最後にマッサージ。これが面白かったです。

3人がかりでのマッサージを2つやりました。


マッサージされる人がうつ伏せになる。

その人の足を1人が掴んで引っ張る。別の人が腕を上方向に引っ張る。

さらにべつの人が、臀部から背中にかけて踏んでマッサージ。

これをやられると、特に肩甲骨周りにメチャクチャききます。


もう一つ、

今度はマッサージされる人が仰向けになる。

その人の腕を2人が掴んで、左右に引っ張る。

さらに別の人が、肩前部を踏んでマッサージ、

ついでに、膝を使って少しだけ胸部を圧迫してマッサージ。

これも凄くききます。


結局、インストラクターが誰なんだかわかりませんでしたが、

とても上手く、そしてわかりやすくて楽しいクラスでした。

モスクワ滞在中に会ったら、もう一度名前を聞いてみよう。




夜はアルチョームのクラスでした。

やはり、全身をパワーで満たす、ということを重視していました。

そのために姿勢を良くする、呼吸を有効に使う。全身に呼吸を通す。


今回面白かったことをいくつかメモ代わりに。


ワークについてですが、

2人が向き合ったところから一方が近づいていって、

その距離によって自分の『状態』の変化を感じるというものがありますよね。

これを、相手が自分の前を横切るというシチュエーションでやる。

前を横切って歩いていく人は、相手を意識せず最初ただ何気なく歩いていく。

そして、相手の前に来たところで相手の方を向き、意識を繋ぐ。

それから再び向きを戻し、何気なく歩いていって終了。

歩いて来る人が自分の前でこちらに向きを変えて意識を繋いだとき、

お互いの間の空気が一気にハッキリと変わります。

やってみると面白いです。


それと、一方が相手に「ヨォ〜、久しぶり〜!!」という感じで近づき、

肩を組んで、相手を色んな方向に誘導する、

同じく、「ヨォ〜、久しぶり〜!!」という感じでハグをし、

そのまま重みをかけて相手を押しつぶす、という2つのワーク。

アルチョームのフレンドリーな近づき方があまりにも自然過ぎて、

自分で倒されるのはわかってるはずなのに、いざ倒されると、

親友とハグしたら突然倒されてビックリみたいな気持ちになって面白かったです(笑)

たぶんこのワーク、日本人は苦手ですよね(苦笑)


あともう一つ、自分の『状態』の変え方、整え方。

初めに、むしろ「眠いなー」「だるいなー」みたいな感じでいる。

そこから一歩前に進む、

その瞬間に「ジャケットを着る」ような感じ、一気に「シャキッとする」感じにする。

一歩進む前の自分と、一歩進んだ自分、その“一歩”で自分の『状態』を変える、整える。

このやり方で、4大運動をやってみたり、

相手に近づいていって『状態』の変化を感じ取るワークや、テイクダウンをしました。



最後、着替えのときに、英語ができる人に通訳をお願いして、アルチョームに質問をしました。


「相手からアタックされてテイクダウンするとき、何をすべきだろう、どうすればいいんだろう、

と考えてしまって、上手くいかないことが多いです。どうすればいいんでしょう?」


それに対してアルチョームが答えてくれました。


「自分の姿勢を整えなさい。呼吸をしなさい。

そして、相手の動きを止めてみようというところから始めなさい。まずはそれだけでいい。

それができるようになったら、相手の動きを止められ、

且つ相手のバランスが崩れるポイントを見つける。

そこまでできたら、後は簡単だ。

できることのレベルがある、段々とできることを増やしていけばいい」


なるほど、前回アドバイスをもらったレベルの話ですね。

ついつい「できる自分」をイメージしてしまい、

それができない自分とのギャップを意識し過ぎて訳わからなくなったり凹んだりしてしまいますが。

焦らず、自分にできないことはできないこととして認めて、

自分にできることを徐々に増やしてレベルを上げていくしかないですね。

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プロフィール

Systemamo

Author:Systemamo
佐藤 守
(1986年生まれ)

2012年11月 システマジャパンにてトレーニング開始
2015年11月 Vladimir Vasiliev氏よりIit(Instructor in training)認定
2018年1月 Vladimir Vasiliev氏よりInstructor 認定

『システまも。』では、ロシア武術・格闘技である「システマ」を練習しています。
お問い合わせは systemamo.training@gmail.com へどうぞ。

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